フルマラソン、走りました

本日、人生2度目のフルマラソンを完走しました。1回走った後に「2度とこんなきつい思いしたくない」と思ってから、あれから4年。なぜかエントリーしてしまいました。「衝動ラン」とでも言いましょうか?でもフルマラソン経験者の方ならこの気持ちがわかってくれるはずです。
以下、きっかけから目標設定、練習、本番、反省をまとめます。これを読んで、昨今ブームであるフルマラソン挑戦を検討している方の判断材料になればと思います。
(きっかけ)
上述の通り、衝動でエントリーした。「たまにはあのきついものを味わおうか」と思ったため*1。補足として、前回(4年前)のフルマラソンで4時間1分台という、サブ4に非常に惜しいところで終わったので、リベンジしたいという気持ちもあった。
(目標)
もちろんサブ4!フルマラソン初挑戦の反省点を活かせば達成できると思った。ちなみに前回は30kmまでは非常に快調なペースで、3時間30分のペースランナーをだいぶ置き去りにして走っていたが、30km過ぎてとたんにガス欠。そこからはバナナを食べてはちょっと走ってすぐに歩くの繰り返し。また膝の痛みから痙攣に近い状況になった。ということは5km地点から栄養補給を怠ることなく、またポケットに栄養ゼリー飲料を忍ばせて、マイペースで走れば達成できると判断した(もちろん下記の練習内容を消化していたので)。
(練習)
基本的に運動は好きなので、週に1回は約10km(真夏日を除く)走っていた。そしてエントリーしてから(本番まで約3か月前)はより練習量を増やし、週に1回約15km〜20km、2週間前は25kmを消化。常にマイペースで走った。*2
(本番)
前回の反省を活かし、序盤のハイペースで走るランナーを横目にして、意識してスローペースで走った(練習時よりちょっと遅め)。そして徐々に体が温まってきた15km過ぎから練習と同じペースで走った。30km通過が2時間50分ちょっと切るペース。この調子で走れば十分に4時間を切れる。
・・・と心の中で思ってから5km過ぎたところから異変を感じる。膝がだんだん痛くなってきたのはいつものことなので大して気にならないが、異様に足の裏が痛い。おそらく、これのひどいバージョンだ。普段も練習が終わった後は痛いのだが、今回はランニング中に、かついままでとは比べ物にならないぐらい痛い。歩くのがやっとで、歩いてはちょっと走って、またすぐに歩くの繰り返し。前回と変わらないじゃないか!ちなみにガス欠は一切なかった。
結局4時間5分台でゴール。前回よりタイムが落ちたじゃないか。。。
(反省)
①練習量が足りなかった。35kmぐらいの長距離の練習をすべきだった。
②コースがひどかった。前回はほぼアスファルトで非常に走りやすかったが、今回は河川敷でのマラソンを選択したので土、草、砂利道などで足を取られた*3。出場する大会のコースは吟味した方がいい。
(まとめ:参加するかどうかで迷っている方へ)
フルマラソンはきつい、(汗)くさい、小遣いをごっそり抜き取られてしまう*4という、「新3K」に分類される、非常に厄介なものです。「人生1度っきりの思い出マラソン」とか安直に考えると、痛い目にあいます。*5思い出は別の方法で残すのが得策です。
それでも出場したい、という初心者の方、まず練習でハーフ(20kmちょっと)を走ってみてください。フルマラソンはその5倍つらいです*6。ハーフでヒィヒィ言ってる状態でフルマラソンに出場すると必ず後悔します。
さらに練習を続けてフルマラソンが楽しみというレベルに到達した初心者の方、サブ4は普通のサラリーマンにしてみれば、かなり難易度の高い目標設定ですが、できなくはないという目標のような気がします。ぜひ私と一緒に挑戦しましょう。

*1:Mなのか?

*2:平日はなかなか時間が取れないし、暗い中走るのは危険なので、休日の1日のみ。

*3:さらに小雨でドロ道

*4:私が出場した大会は4500円という、割とリーズナブルな大会。京都マラソンとかは10000円ぐらいする、はず。未確認だけど

*5:ちなみにハーフマラソンは結構好き。疲労度合などが私にはちょうどいい。でも、高いから年に1回だけ。

*6:個人的感想