もしドラ

ブームから遅れること約1年、ようやく本を借りることができたので読んでみた*1。内容はドラッガーのマネジメントの宣伝みたいな小説で、その内容を知っていれば約3時間で読み終えることができる。
マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

しかし、全く知らない人はためになる小説だと思う。マネジメントとは何か?顧客は誰か?またメンバーの成長を促すための負荷をかけるタイミング等、これらを考えることがマネージャーにとって重要であり、それが企業の成長のポイントとなると言っても過言ではない。これらが詳細にかつ具体的に記述されているこの本は、そういう意味で価値のある本だと思う。この本を読みながら自分の現在の仕事に置き換えて考えてみるのもいいのではないか?
だいたい、私のような経済・経営小説が大好きな人は非常に多く、この本を読んでいると「現実はそう簡単にはいかないんだよ」とつぶやいた方も多いはず。私もその一人である。そう、実践できるかどうかとなると話は別なのだ。このなかなか越えられない壁を乗り越えることが一生の課題のような気がしてきた。

*1:わざわざ買うほどの本でもないだろうと思ってた