名将から学ぶ、チームの率い方

今週のNumberは「名将バイブル2010」。つまり、私にとってのバイブルだと思い、即購入。

特に興味深いのはアーセナルベンゲル監督。元名古屋グランパスの監督がアーセナルの監督を務めてかれこれ13年。チームの財政が乏しい中、有望な若手を確実に育てて結果を出し続けるのはすばらしいです。

彼はデータをもとに有望な若手を獲得していき、年齢の高い、わずかにピークを過ぎたプレーヤーを移籍させて移籍金をゲットするという、なんとも健全なチーム運営を行なっています。有望な若手が多いというチーム状況のため、彼は非常にきめ細かい指導を行なっています。つまりピッチ内の動きのわずかな変化から食生活などのピッチ外のことまで、さまざまな点に目を配っています。そういう配慮が若手からベテランまで、彼に信頼を寄せていいプレーヤーに変貌していくのでしょうね。
こういう記事を読んでいると、いつか日本人監督が世界のビッグクラブの監督を率いて、欧州CL制覇を成し遂げて欲しいなぁ、とつくづく思うわけです。