ユーザーエクスペリエンス向上は開発者にとっても重要

プログラミングをしていると、どうしても悩まされるのはバグ(動作不具合)です。再現確率100%のバグなんて、さくっと直してやるぜという気分で毎日仕事しています。再現確率が下がってくると、ちょっと気分が凹みます。
ただ最近は再現確率が低く、さらに再現するのに時間がかかるものに遭遇して、非常にげんなりしています。「直ったのかどうかの確認ができねぇじゃねぇか」と、ふと心の中でつぶやいています。
そんな中、頭の中をめぐったのは
「どうしてこんなユーザーエクスペリエンスが悪いんだ!」
ということです。

ユーザーエクスペリエンスデザインはソフトウェア開発などの一部として組み込まれ、機能要求仕様やユーザーの目的を達成するための設計に利用される。このような組み込みには次のような利点がある:
* ユーザーのニーズからかけ離れた機能を排除する
* システムの全体としてのユーザビリティ向上
* 詳細かつ適切なガイドラインに沿った設計と開発の促進
* ユーザーに満足を与えると同時にビジネスとマーケティングの目標を達成する
(Wikipedia 「ユーザーエクスペリエンスデザイン」より抜粋)

この視点から考えると、自分が悩まされていたパターンは操作するユーザーにとっては時間がかかって、さらにバグ発生となると怒りがこみあげてくるのは当然として、動作チェックする開発サイドからも非常に苦痛を受ける操作になっていました。
ということで、今回の教訓:
「ユーザーエクスペリエンス向上はユーザーにとって重要であるのは当然だが、開発者にとっても重要!」
これを常に心がけていきたいと、ひそかに心に刻み込む私でした。
P.S.
アンケートによると2秒でいらいらするらしいです。今回の件ではその〇〇倍の時間です。ハイ。