7/18(日)

・あちこちで選挙が終わっての総括が行なわれている。消費税増税議論がいけなかっただの、タレント候補で国民を愚弄しただの叫ばれているが、一番納得できたのはこちら一票の格差問題を解消しないから民主党自民党に負けたと言っても過言ではない。消費税増税は国民の半数が容認の立場をマスコミの世論調査では(一応)示しているし、タレント候補は軒並み落選しているように、国民はそれなりの立場をとっている。しかしこの根幹を放置していたからいけなかったのだと思う。
そこで格差をなくすべく、新たな選挙制度としては中選挙区制にしたほうがいいのではないかと個人的には考える。たとえば中国地方で改選議席は3、東京も3というように人口の割合を勘案して議席の振り分けを行なえばいい。比例代表一本化だと無所属を貫き通す議員に不利だと思うから却下。こういう制度にすると「地方の意見がますます通らなくなる」という意見をするマスコミ・人々が必ず出てくると思うが、一票の格差問題は違憲判決が下されることもあるぐらいなのだから、そのあたりの意見には目をつぶってほしい。*1

*1:完璧な制度なんてないのだから仕方ない。