エンジニアとしての生き方

エンジニアとしての生き方  IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)

エンジニアとしての生き方  IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)

普段からブログを読んでいるので著者の考えなどは把握していたが、やはり書籍にすると整理されてわかりやすい。
ポイントは以下の点であろう。
・英語でコミュニケーションをとれるようにする。またコミュニケーションをとるのに怖がらない。
これは海外で活躍するために必要な能力として挙げられているが、たとえ普段英語を使わない環境であったとしても英語を読む力も当然に必要だというのも付け加えておいた方がいいと思う。というのも、英語でしか公開されていない情報が多いからだ。
・自分の意見をはっきり言う。
これは少しだけ上記に関連しているが、日本語では阿吽の呼吸が通じるため自分の意見をはっきり言わない傾向がある。一方海外(主としてアメリカのことを指す)は人種のるつぼであるからそのようなものがないため、はっきりと主張しないと個人として認められない。
・好奇心
「この技術はどんな仕組みだろう」と考えて、実際に手を動かす重要性も主張されている。そうしないと正しい意思決定ができないからである。まさにそのとおりである。理解力が遅い、エンジニアの端くれの私でもこの気持ちを持ち続けて少しずつでも成長していかないといけないと思う。