「フラット化する世界(上)」まとめ

・フラット化により従来とは異なるビジネスの変化 1.アウトソーシングの対象業務が拡大し、その請負先も世界に広がる 2.ITによる「グローバル最適化」を実現するサプライチェーンマネジメント
・フラット化による弊害

地元の人間が高いコストで仕事を下請けできるようにインド人のエンジニアの排除をはかる(P.342)

確かにフラット化により従来なら地元(自国)に依頼していたのが削減されると従来請け負っていた業者は疲弊するかもしれない。しかし逆にその業者も今後の時代に変化していくことができればより大きなチャンスが得られる可能性も高くなる。だから、

われわれ個人は、生活水準の向上が止まらないようにするために、もっとせっせと働き、もっと速く走らなければならない(P.390)

・フラット化する世界で活躍するミドルクラスの人材 1.偉大な共同作業者・まとめ役 2.合成役(数学+マーケティング、不動産+地図情報サービス) 3.説明役(よりよい方向性を他人に示すことができる人材) 4.適応者(自身が変化していける者)